【工務店の社長日記】高松市牟礼町のリノベモデルハウス「Resumu Lab.」の見どころ ⑥「外構・庭・植栽」
2024.12.7
10月の初めはまだ暑かったのに、12月に入り一気に冬景色となり、日々の経過のあわただしさの中、年々春と秋が短くなっていくようなことを感じつ、季節の移り変わりを実感する今日この頃です。
さて、リノベモデルハウス「Resumu Lab.」ではモミジが紅葉して、晩秋の面影を醸し出しています。
実は「Resumu Lab」には、モミジの木を5本植栽しています。なぜでしょうか?
元々この敷地には玄関先に大きなモミジの木が植わっていて、この木を何とか残したく計画していたのですが、木が大きすぎて移植にも費用が掛かることもあり断念しました。ただその想いは継承したくモミジをシンボルツリーとして植栽し、季節に応じてモミジの変化を楽しめるように計画しました。
「Resumu Lab」の見どころその⑥として「外構・庭・植栽」を紹介します。
リノベーションでは建物だけでなく、敷地全体のリノベや思い出の継承は必要だと考えます。
①アプローチは既存の位置としてアプローチの通路は長く狭くしてその先にあるものへの期待感を持たせる。また季節の変化と石の素材感を醸し出す。玄関の石のオブジェは解体した旧家から頂いたものを庭師さんと石のオブジェに創り変えました。また砂利と芝生の見切り石はこの建物の土間の束石に使用されされて石の再利用です。・・・これがリノベらしさ。
②屋内の土間からテラス土間から芝生庭から抜け感のある景色への連続感を持たせる。
③屋内LDKの窓から見える庭は、当然他からの目線は遮り額縁の中の絵のように印象付ける。