【工務店の社長日記】高松市牟礼町のリノベモデルハウス「Resumu Lab.」の見どころ ④「ジャパンディスタイル」のインテリア
2024.11.6
「ジャパンディ 」という言葉をご存知でしょうか?
「ジャパンディ」とは、Japanese(日本の)とScandinavian(北欧の)をミックスしたインテリアスタイルのことです。日本と北欧は風土も文化も異なりますが、従来からインテリアに関しては共通点が多数ありました。シンプルでミニマル、天然素材をふんだんに使い、アクセントで空間を彩る。洗練された中に温かみがあるインテリアスタイルのことです。最近になって海外で「ジャパンディスタイル」が注目され、それが日本でも逆輸入され日本でも人気のインテリアスタイルになっています。
「Resumu Lab.」では、当初計画では既存が和風住宅だったこともあり、その良さを残そうと少し「和」よりのナチュラルティストの和モダンインテリアを目指していました。決して流行を追いかけいるわけではありませんが、元々吉田建設のインテリアスタイルは「和」・「ナチュラル」・「北欧」の融合が多かったので、結果的に「ジャパンディのインテリアスタイル」に落ち着いたわけです。
リビングは「障子」「畳」「床柱」・・・の和建材を現代風にアレンジして全体の統一感を持たせ、障子を開ければ和空間の土間へとつながっていきます。また南西には大きな窓を設けて外のとつながりや四季折々の樹木の変化を感じることが出来ます。今回はアルミサッシ枠やハニカムスクリーンを見せない工夫を施し、窓から見える景色は額縁の中の絵のように見せて窓もインテリアの一部だと考えました。
ダイニング・キッチンは、床のフローリングはタモの無垢材(白みが和を感じる)、キッチン腰壁はウェーブ状に加工したヒノキ無垢材、テーブル家具・小物は「北欧」でまとめる、ポイントでブラック色を交えて全体を引き締めている。これが吉田建設流「ジャパンディスタイル」でしょう。
LDKの西壁は和室の「床の間」をイメージして、床柱、落とし掛け、床棚を現代風にアレンジしてみました。西壁の2枚の戸?は引き戸を引き戸と見せない工夫が隠されています。(少し遊び心を取り入れています)
玄関から土間は、黒色の床タイルに杉板の天井、玄関正面の丸窓は障子とカシュー塗りの棚板と白の玉砂利とじゅらく壁で構成、全体的に「和」を中心にまとめました。家具や飾る絵は「北欧」です。
何よりも感じて欲しいことは、”居心地の良さ”です。ダイニングテーブルに座った時、畳の上に座った時、土間のチェアーに座って外を眺めた時、心も体も癒される五感で感じるシンプルで温かみのあるインテリアで囲まれた心地良さです。インテリアに関心のある方には是非とも、またこれからマイホームを予定している方にも参考になる吉田建設の「ジャパンディスタイル」を体験下さい。