【工務店の社長日記】お施主様との現場打合せ~設計図面だけではわからないこと~吉田建設@高松市~、
2025.6.1
今日、H様邸の上棟式と現場打合せの日でした。
設計段階では、事務所やショールームにて詳細を打合せをして設計図としてまとめます。その後、設計図を元に現場は進んで、建物が完成します。
しかしながら、設計図に描かれた部材や設備が実際にどうなっていくのか?使い勝手はどうなのか?設計図だけでは、実際の生活や暮らしをイメージすることはかなり難しいことです。
その為に、吉田建設では必ず現場で設計図に表記された部材や設備をそれぞれの場所に、ロープやテープなどを使ってマーキングして、お施主様に実際の生活をイメージしてもらい、位置を一つ一つ確認をしています。
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お施主様との打合せの前には、設計・コーディネーター・大工が揃って念密な事前打合わせをします。

斜め天井高さの確認⇒天井ラインにロープを張ると空間がよりイメージできます。


ここはユーティリティ下地合板に洗濯機や物干し金物の位置だしをします。⇒ハンガーを実際に吊るして最終位置を確認します。

窓ベンチ(ヌック)の位置確認⇒実際に窓から景色がどう見えるのか?ベンチの高さを再確認します。
また電気設備図だけではわからないスイッチやコンセントの場所も、今後現場にマーキングしてお施主様に確認して頂きます。
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「ここまでするのですか?」とよく言われますが、
吉田建設ではここまでやらないと、お施主様が住みだしてから困ったり、やり替えに費用が発生したりするので、早い段階で必ず現場確認をして頂きます。
これぞ、暮らしデザインの”吉田クオリティ”です。