【工務店の休日】「NAGARE STUDIO 流政之美術館」見学~自然の風景と一体になったスタジオ全体が美術品~吉田建設@高松市~
2025.2.17
庵治半島の東側、志度方面から県道を北に走ると、山手にレンガ積みの要塞のような建物が目に入ってきます。
世界的な彫刻家 流政之のアトリエです。以前からこの県道を通るたびに、建物の中はどうなっているのか気になっていました。
2018年95歳で亡くなられ、現在「NAGARE STUDIO 流政之美術館」として一般公開されていて、先日NAGARE STUDIOを見学してきました。


瀬戸内海を望む広大な敷地に、少しづつ増改築を繰り返しながら、晩年まで制作活動に携わってきました。
この美術館は、流政之の哲学と美学が込められた建物と彫刻作品が、瀬戸内海を背景として配置されていて、スタジオ全体が美術品という感じです。


屋外の彫刻は、実際に触ることができます。
流政之の作品の特徴は、面と面で構成された立体の面は、全て曲面となっていること。作品のほとんどが黒御影の本磨仕上げ、制作は、流が実際に石人さん細かく指示して曲面と磨き具合を決めていったそうです。
