吉田建設ブログ

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【工務店の休日】坂本龍一「音を視る 時を聴く」企画展へ

2025.1.28

2023年3月に惜しまれつつ、この世を去った「世界のサカモト」こと坂本龍一さん。

普段は坂本龍一の音楽を聴くことは無いのですが、今回の企画展のタイトル「坂本龍一 音を視る 時を聴く」に魅かれて、東京出張の間を利用して東京都現代美術館に行ってきました。

坂本は生前から、この企画をこの美術館で開催する構想していたようで、12点の「サウンド・インスタレーション作品」を美術館の内外でダイナミックに構成・展開され、日本では初となる最大規模企画個展だとのこと。

日曜日の午前中で入場までに待ち時間50分、予想以上の行列、それだけに評判の高さを感じます。入場料2,400円(65才以上1,700円、初めてこの割引を活用しました。ちょっと複雑な心境)

期待通り、凄かった。

目と耳に入ってくる映像と音楽。坂本が生前追求していた「音を空間に設置する」「時とは何か」を深く感じさせ、心を揺さぶるような体験の連続です。

正直最初は、解説文を読んでも、よくわからなかったのですが、展示ブースをめぐっていく間に、坂本が考えた「空間・時」と「音」とのコラボレーションだったり挑戦だったのでしょう。少しづつ理解できました。

~<TIME TIME>「時とは何か」という問いに、夢の物語で表現~

~<IS YOUR TIME>東日本大震災の津波で被災したピアノを「自然によって調律されたピアノ」と捉え、世界の地震データを音に変え、地球の鼓動を感知する装置して生まれ変わる。~

~<LIFE-fluid、Invisible、inaudible・・・>水と霧で構成された上部の水槽から下の床に映像とが投影される。~

坂本龍一、カッコよすぎ!