吉田建設ブログ

社長ブログ

【工務店の休日】牧野富太郎の生涯に共感

2024.12.14

12月11日、会社の休日を利用して高知県にある「牧野植物園」に行ってきました。高知県出身の明治の植物学者、牧野富太郎の業績を顕彰するために開設された五台山の広大な敷地の植物園です。

先月、建築士会の視察で竹林寺を見学した時に、隣にある牧野植物園の建物が気になっていたのと、小学校の修学旅行で行った牧野植物園を思い出し50数年ぶりで懐かしいこともあって行ってきました。

2023年NHKの連続テレビ小説『らんまん』は、牧野富太郎の生涯をモデルにしたもので、それだけでも牧野富太郎の人物像も気になっていました。植物はそっちのけで牧野富太郎記念館の展示の方が興味津々、じっくり見て回りました。

ただひたすらに植物を愛し、一途に夢に突き進んだ天才植物学者の波乱万丈の物語です。独学で植物学を学び、植物と共に生き、研究に明け暮れた彼の姿が描かれていて、土佐人らしく時には反骨精神をもちながら研究に没頭した生涯でした。

自分と比較するには、おこがましく足元にも及ばないのですが、自分も小さいころからもの作りが好きで、建築の道を志し、時間を気にすることなく建築に没頭し、建築を生涯の仕事として全うしていきたい。その気持ちや志は牧野富太郎と一緒です。

植物を鑑賞するには時期的には不向きなのですが、建物は見ごたえがあり、展示も充実して期待以上に良かった牧野植物園でした。次は花の季節に訪れたいと思います。