【工務店の社長日記】高松市牟礼町のリノベモデルハウス「Resumu Lab.」の見どころ ⑤「周辺環境との調和」
2024.11.14
さて、リノベモデルハウス「Resumu Lab.」はどこにあるのでしょうか?探してください。
① 景色の良い抜け感のある場所に窓を設けて、窓から見える眺めを生活の一部として取り入れる。
② 隣接する建物の配置を考慮して、お互いのプライバシーが保てるように窓や出入り口を配慮しています。
③ 内・半外・外の連続感やつながりを大事にして、土間空間、窓の配置と大きさ、植栽計画を一体のものとして計画しています。
④ 自然の太陽の光と風を設計要素に取り込むパッシブ設計は、このモデルハウスでも重要な見どころポイントです。既存建物が南東向きであったので、南東と南西向きの窓を設けることになり、ここで最も苦労したのは夏の西日対策です。落葉樹の植栽・出幅の長い庇・外付けシェード・内部のハニカムスクリーンを設けて西日対策を施した上で冬の日射所得も活かせるように設計しています。
⑤自然の風を読み込む窓設計。事前調査のこの敷地に南側には元ため池があり現在は埋め立てられた空き地になっています。風配図と土地形状から、春と秋には南から風が流れ込むことがわかってきました。そこで風を呼び込むために窓の横にウィンドキャッチとなる袖壁や塀を設けています。当然主目的は目隠しですが、理にかなった設計となっています。
新築でもリノベーションでも同じことですが、周辺環境を考慮した設計は重要なことです。Resumu Lab.では吉田建設の周辺環境の調和の考え方を理解して頂けます。