【工務店の休日】芸術も建築も”闘いだ”

2024.10.17

久々の休みを利用して大阪に行ってきました。

来年2025年大阪で関西万博が開催されることは皆さんご存じでしょうが、60歳以上の人にとって1970年大阪万博の記憶がよみがえってくるのではないでしょうか。

私も両親に連れられて今まで見たことないような光景と人の多さに圧倒された記憶が残っています。

千里が丘に行く用事があったので、万博記念公園の中にある「太陽の塔」に行ってみました。今までの記憶とは違って”デカイ”、内部も公開されて見学することもできました。

職業柄、気になるのが当時の”お祭り広場の大きな屋根”と”太陽の塔”がなぜあの形になったのか？

大きな屋根を設計したのが世界の巨匠「丹下健三」、太陽の塔を考案したのが前衛芸術家「岡本太郎」どちらも当時の建築と芸術の最高峰の二人です。

完成秘話を調べると意外と面白い

建築と芸術お互い対立関係にありそうですが、実はそうでは無い。お互いに敬意を持ちながら自分たちの意思は曲げない。情熱と情熱のぶつかり合いだったようです。

芸術も建築も”闘いだ”
これは双方の戦いではなく、当時の建築や芸術に関する”常識や固定概念をどう打ち破っていくかの闘い”だった。また”生命力”の力強さの表現だったのです。

今の時代、規制や責任が厳しくなっています。でも、モノづくりに対する情熱やエネルギーは持ち続けたいと思いました。

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