窓とパッシブに
ついて

EDesign and Floor Plan

窓の
役割景色窓の
性能パッシブ

窓の大切な役割

窓ってこんな
役割があるんだね。

Resumu Lab. の外観は、窓が“家の顔”となるようにデザインされています。
人目に触れやすい場所に設けた窓にも、機能性を持たしつつ外壁の縦のラインを際立たせ、美しく見せるために、
あえて縦長の窓を選び、意匠として取り入れています。

上の窓は空が見え、外を感じることができます。
真ん中と下の窓はそれぞれ開き方が逆なので、どちら向きの風でも取り入れることができます。
小さい窓でも空気の循環が十分できる設計です。

YOSHIDAの家づくりにおいて、「窓」は欠かせない大切な要素のひとつです。
光を採り入れる、風を通す、景色を楽しむ─。窓には、暮らしを豊かにする多くの役割があります。
近年では、高気密・高断熱の住宅が主流となり、窓を最小限に抑える傾向も見られます。
しかし、私たちは考えます。自然を取り入れるには窓に勝るものはありません。
窓自体も思い付きで設けるわけではなく、どの位置に、どんな大きさ、どんな形、開き方など、適材適所で設計段階から丁寧に検討を重ねています。
窓は四季を感じ、人間らしく暮らすために重要なものだと吉田建設は考えています。

窓を介した「景色の抜け感」が心にゆとりをもたらす。

設計の第一歩は、「景色の抜け感」から。
間取りを考える際には、日当たりや風通しなど様々な要素を考慮しますが、
YOSHIDAが特に重視しているのが「景色の抜け感」です。
視線の先に広がる景色が抜けていることで、空間には自然な広がりが生まれ、心にもゆとりが生まれます。そのゆとりが、住まう人のリラックスや心地よさにつながっていくと私たちは考えています。

YOSHIDAでは、リノベ物件でも新築物件でも抜け感がある場所に窓を設けます。
Resumu Lab.ではリビングから見える植栽が家の中と外をつなぎ、
さらにその向こうに見える景色を、家の中から感じることができる豊かな空間になっています。

高気密高断熱と窓の関係。

性能の数値だけが大切ではないよ。

窓を取り入れることで気密性や断熱性はどうなるの？

吉田建設の考え方

吉田建設では、建物全体としての高気密・高断熱性能のバランスを最も重視しています。
窓、屋根、壁、床といった各部位が連携して、
最適な断熱性能を発揮しているかどうかを総合的に判断すべきだと考えています。

新築・リノベーションにおける対応

新築住宅では、スーパーウォール工法による高性能パネルを標準仕様として採用し、高い断熱・気密性能を確保しています。
一方で、性能向上リノベーションにおいては、建物の状態や改修の目的に応じて、断熱材や施工方法を柔軟に選定しています。
既存住宅の特性を活かしながら、最適な断熱改修プランを提案できることも吉田建設の強みです。

気密性や断熱性のことを考えると、大きい窓があることは不利なのです。
なぜなら窓から熱が逃げるから。
確かに窓を小さくすると気密性や断熱性の数値は良くなります。
しかし吉田建設では、数値を優先するあまり、窓を小さくするという考え方には疑問を感じています。
先にも申しましたが、窓には人間らしい暮らし方に大きな役割を果たすと考えているからです。

パッシブデザインを取り入れる省エネ設計。自然の光や風がある暮らしは豊か。

自然の力も効果的に
利用したいね。

西陽が強い住宅の場合、どれくらいの太陽光が入ってくるかを事前にコンピューターでシミュレーションすることができます。 Resumu Lab.では大きな庇をつけ、外付けシェードをつけ、
植栽で日陰を作るという三重の対策を行なっています。

窓のある暮らしの場合、自然エネルギーを活用するパッシブデザインはとても有効です。
窓の近くに落葉樹を植栽することで、夏は葉が生い茂ると太陽の光を遮り、
冬は葉が落ちると太陽の熱を室内に取り入れることができます。
それはすなわち、光熱費削減にもなるということです。
自然の恵みを生かして快適に暮らすために吉田建設はパッシブデザインの観点から設計しています。